カラスミ
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- | {{: | + | からすみ(唐墨、鰡子、鱲子)は、ボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの。名前の由来は形状が中国伝来の墨「唐墨」に似ていたため。 |
- | 実際に発見されている物理的なオーパーツでなく、 | + | {{: |
- | 古くから文献などで言及されている存在で、当時には存在しないであろうものなため、 | + | |
- | オーパーツの一種と考えてよいと思われるものです。 | + | |
- | 虚舟(うつろぶね)は、日本各地の民俗伝承に登場する架空の舟である。他に「空穂舟(うつぼぶね)」「うつぼ舟」とも呼ばれる。 | + | 日本ではボラを用いた長崎県産のものが有名だが、香川県ではサワラあるいはサバを用いる。日本以外でも台湾やイタリアのサルデーニャ島(ボッタルガを参照)、スペイン、エジプトでも作られる。原材料として、ヨーロッパではボラ以外の海産魚の卵巣も用いられ、台湾にはアブラソコムツを使うものもある。 |
- | 最も著名な事例が後述の享和3年(1803年)常陸国のものであるが、それ以外にも寛政8年(1796年)加賀国見屋のこし、元禄12年(1681年)尾張国熱田沖、越後国今町、正徳年間伊予国日振島、明治16年(1883年)神戸沖などの記録がある。 | + | 江戸時代より、肥前国のからすみは、越前国のウニ、三河国のコノワタとともに、日本の三大珍味と呼ばれている。塩辛くねっとりとしたチーズのような味わいは、高級な酒肴として珍重される。薄く切り分けて炙り、オードブルに供したり、すりおろして酢を混ぜてからすみ酢にしたりして使用する。 |
- | 『折口信夫全集』第三巻に収録されている「霊魂の話」(初出は『民俗学』第一巻第三号・郷土研究会講演、 1929年9月)には、折口信夫や柳田國男のうつぼ舟、かがみの舟に対する考察が記載されている。それによると、うつぼ舟、かがみの舟は、「たまのいれもの」、つまり「神の乗り物」である。かがみの舟は、荒ぶる常世浪を掻き分けて本土に到着したと伝わっていることから潜水艇のようなものであったのではないか、と柳田國男は述べている。 | + | 「からすみ」の名は、一説には肥前国の名護屋城(現在の佐賀県唐津市)を訪れた豊臣秀吉が、これは何かと長崎代官・鍋島信正に尋ねたところ、洒落で「唐墨」と答えたことに由来するとも言われている。 |
- | また、折口信夫は、うつぼ舟は、他界から来た神がこの世の姿になるまでの間入っている必要があるため「いれもの」のような形になっていると説いている。 | + | ===== からすみを使う料理 ===== |
- | 虚舟の形状については常陸国の事例の図版が有名であるが、それ以外には虚舟の形状について記述された史料は殆ど存在しない。箱舟と書かれた史料が若干存在するのみである。 | + | 茶漬け - 薄切りしたからすみをご飯に載せて、刻み海苔などをふり、緑茶をかけて食べる。 |
+ | 小川巻き - 別名月冠。薄切りの刺身を包丁でまな板に伸ばし、からすみや鮭とば(鮭の燻製)を芯にして巻き、酢漬けしたもの。切り口が小川にみえる。 | ||
+ | スパゲッティ・アッラ・ボッタルガ(イタリア語: | ||
- | 常陸国のうつろ舟 | + | < |
- | 虚舟の伝説の中でも最も広く知られているのは、享和3年(1803年)に常陸国に漂着したとされる事例である。江戸の文人や好事家の集まり「兎園会」で語られた奇談・怪談を、会員の一人曲亭馬琴が『兎園小説』(1825年刊行)に『虚舟の蛮女』との題で図版とともに収録され今に知られているほか、兎園会会員だった国学者・屋代弘賢の『弘賢随筆』にも図版がある。この事例に言及した史料は現在までに7つが確認されており、内容には若干の異同がある。 | + | <iframe width=" |
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- | その内容は概ね以下のようなものである。 | + | 台湾ではボラのからすみを「烏魚子」(北京語:ウーユーズー、台湾語:オーヒージー)という。台湾での食べ方は表面の薄い膜を剥ぎ取ってから、酒を表面に軽く塗り、弱火で裏表を一、二分ずつ繰り返しあぶり、表面が白くぶつぶつになるまでかりかりに焼き上げる。出来上がったら、薄くスライスして食べる。大根または葉ニンニクと一緒に爪楊枝で刺して食べられることが多い。夜市の屋台でも焼いたからすみを売っている。 |
- | 享和3年(1803年)、常陸国鹿島郡にある旗本(小笠原越中守、小笠原和泉守などとされる)の知行地の浜に、虚舟が現れた。 | + | イタリア語ではボッタルガ(Bottarga)という(英語ではボターゴ Botargo)。ボッタルガには必ずしもボラの卵巣だけを使用するのではなく、タラやマグロなど他の海産魚の卵巣を利用する製品もある。ほぐして、パスタにあえて食べる例が多い。東地中海沿岸ではメゼの一品として親しまれており、薄く切ってオリーブ油とレモン汁をかけ、パンと共に食べる。 |
- | 虚舟は鉄でできており、窓があり(ガラスが張られている?)丸っこい形をしている。 | + | |
- | 虚舟には文字のようなものがかかれている。 | + | |
- | 中には異国の女性が乗っており、箱をもっている。 | + | |
- | 2014年5月26日付けの『茨城新聞』は川上仁一の忍術を伝える伴家の古文書から「うつろ舟奇談」に関わる史料があり、漂着地の実在地名が「常陸原舎り濱」(現在の神栖市波崎舎利浜)と記され、具体性があると岐阜大学の田中嘉津夫名誉教授が発見したと報じた。 | + | |
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カラスミ.1605219505.txt.gz · 最終更新: 2020/11/13 07:18 by moepapa